富貴蘭の栽培記
2012年6月30日土曜日
富貴殿
富貴蘭に興味を持って普及品を購入しはじめ、良い物を一品ほしいと思うようになって購入したのがこの富貴殿でした。最初、傷が天葉にあることも気がつかず、富貴殿を購入できたことで舞い上がっていたのでしょうね。自宅に帰ってじっくり観察して初めて傷があることに気がつきました。一言云ってくれればと・・・・・・・そのお店に二度と足を運ぶことはなくなりました。今考えると、見て判っていると思われたのでしょう。気がつかない自分が悪かっただけで、いやな思いをさせてしまった自分を反省。その傷跡も、もう一年もすれば完全になくなるでしょう。短い富貴蘭愛倍歴ですが、その時を一つの節目と考え、さらなる精進をしていきたいと思います。「いつも相手の立場になって考え、思いやる」をモットーに富貴蘭で知り合った皆さんと楽しく交流できればと思っています。また来年は愛知が全国大会の主催地。「開催中のお手伝いをさせて下さい。」と申し出も致しました。自分のできることとして、テレビ、新聞での紹介報道をしていただけるように努力しようと思います。
小さな子が1つ付いていましたが、やっと完全な覆輪になってきました。最初は幽霊に近い派手な子、富貴殿として完成するのに5~6年掛ると言われていますがほんとなんですね。
毎年花を咲かせていたこの木が何故か花芽をつけず、2つ子を上げてくれました。
これからもそう願いたいものですね。毎年2個づつ子を付けてくれれば・・・・・・・・・。
銘鑑の中央にいつも鎮座している富貴殿。葉巾を引き乳白色大覆輪として葉姿も抜群、皆が認める代表品種ですね。
やはり棚に一鉢は欠かせない必須アイテムですね。
2012年6月29日金曜日
真月
真月です。今はそんなに爆ぜてはいませんが、随分力が付いてきたと思っていましたら左右に2つの子が付き順調に大きくなってきました。紺地が強く黄色く爆ぜるとコントラストがとても美しい品種です。
バックが黒ですと締まって腰班も格別綺麗に見えます。
本来、晩秋になりますと腰班と付けの上に満月のような丸い黄色の班ができ、軸もとを赤く染めます。
数年前に比べますと随分価格もお値打ちになりましたが、作も容易で良く増えるからかも。
でも、この素晴らしい葉芸の値打ちが下がるわけではありません。
子のアップですが可愛らしい腰班も出ています。どんどん増えてほしいですね。
旭昇
2009年9月に名古屋交換会で入手した旭昇です。出芽は白黄色の班で上がってきていますが、葉には虎班が1つもありませんでしたので安く手に入れたと思います。
現在の葉姿です。見違えるほど、爆ぜも良くなり良い株立ちになってきました。2年と10ヶ月で何をしたかと言えば、根気に葉の交通整理をして一定方向に向かせたことぐらい。
成長の速さには驚きですね。
もう、何本あるのか、子芽がいくつ付いているのか数えるのも面倒になってきます。
この木の素晴らしいことは、子は付けますが、1度も花芽をつけたことがありません。だから株立ちにも早くなるんでしょう。よほど環境に会うのでしょうか。
成木になっても、花芽を付けないのは良いことなのですが、子を上げせず毎年花だけ綺麗に咲かせる木もある有るというのに・・・・・・・。喜ぶべきことですよね。
2012年6月28日木曜日
天照殿の花
天照殿の花が咲きました。別に変った花、色ではありませんが、満開状態で良い香りが心なごましてくれます。
夜に良く香るのも、ロマンチックですし、この香りが嫌いな人はいないでしょうね。
いつもは、葉芸を楽しんでおりますが、花が咲くころはこの純白の妖艶な香りを堪能しています。
そうそう、もう梅雨に入っていますが、朝晩、半袖では涼しいくらいですよね。あの蒸し~とた梅雨は何処へ行ったのでしょう。蘭たちにとっも過ごし易いので良いのですが・・・・・・・・・・・・・。
2012年6月27日水曜日
憧
憧2点です。富貴蘭辞典に載っているような見事に爆ぜた木は1度だけ見たことがありますが、ほとんどがこんな木ばかりです。上3枚は陽を採れば爆ぜそうな感じですがそう簡単ではありません。ひょっとして陽を採れば天葉の軸の部分が腰班として残る可能性があるのかも。
出芽は黄色の幽霊葉で上がるといわれますが、この木は乳白色で上がり綺麗ですが、今の時期は早くも暗んでいます。
下葉に虎班が残っていますので徹底的に陽を採ると残るのかもしれませんね。
こちらの憧も出芽の季節だけが、綺麗だけでそれ以外は忘れ去られています。
1本立ちが、こんなに株立ちなりました。成長も早いですね。
今の時期、単なる無地葉にしか見えませんね。
もう1度挑戦しようとも思わなくなりました。
2012年6月26日火曜日
名城公園散歩
梅雨空の名城公園散歩です。きな吉君を連れて妻と散歩です。レンズはEF8-15mm F4L フィッシュアイ USM。15mmで撮影です。これは何の花か知りませんが、空中に浮いているように見えます。
百合もいっぱい咲いていました。
帰り道の浄心駅近くの神社です。朱色の鳥居と真ん中の木は桜の木。
ここは私の誕生日6月9日、弁天通り祭りで毎年賑わいます。丁度名古屋城から1Km北に位置しています。
湖東錦
縞だけの湖東錦です。実際は本当に湖東錦か不安もありましたが、ルーツもハッキリしていりますし間違いはありません。浜松のNさんから入棚。親が芯止まりで4つの子が残った1つの子を分けて頂きました。小さい割子でしたので、葉丈の長い立葉で大型である湖東錦とは似ても似つかない感じでしたが作が掛ってきましたのでこれからが楽しみです。
襟合わせの緩さは良く似てきました。まだまだ葉丈も長くなっていくと思います。
1つの子はまったくの無地葉でしたが、今年2つの子に恵まれました。又、丁度いい具合に柄のある側からの子ですから期待が大きいです。雪白の切り込み覆輪で、散り斑縞をを伴う覆輪縞となり、斑の色も微妙に変化をするという本芸の子が出てほしいものです。
2012年6月25日月曜日
天賜宝
天賜宝です。昨年1月に入棚した時の写真です。大型の立ち葉で雪白の切り込み覆輪、西出都と同じタイプの斑です。
左の下葉を1枚落としていますので、丁度2枚強の葉繰りと成長はごく普通ですね。
今年の新根は極太の2本、一度も止まることなく元気よく伸びています。
昨年は陽に弱いということでまったくの日陰に置いておりましたので、葉焼けなどは一切ありませんでした。今年は熱線50%カットのポリカ波板越しで日の出から9時頃まで日光浴させ、後は涼しい日陰にと場所を変えていますが今のところは葉焼けもなく順調です。
機会があれば、もい1鉢入棚して観察したいと思っています。
2012年6月24日日曜日
金牡丹縞
金牡丹縞で2年前に入棚しましたがなかなか上手くいきません。葉持ちも良くありませんし、根もすぐ止まってしまいます。今は朝日から9時ごろまでの4時間だけ十分陽を採って後は涼しい処に置いています。しばらくはこんな感じで作していこうと思っています。
去年の葉焼けさせ、葉の半分でカットした葉もそのまま止まってくれましたし、最低でも8枚位の葉繰りまでは持っていかないと何ともなりません。
ハッキリとした縞もありませんが、それ以前に作のかかるようにしないといけません。
天葉は元気そうに伸びてきていますので、とりあえず今の環境を維持していこうと思っています。
2012年6月23日土曜日
薫風牡丹芸ルビー根
吟風変化種牡丹芸ルビー根も、今年2個目の子芽を発見!最初の子は花芽と思っていたのが子で、2枚目の葉にしっかりとした白縞が出ましたので、今度の子もどんな芸を見せてくれるのかたのしみです。
合計4つの子の成長も楽しみです。こうした変化が多い品種は飽きませんね。もちろん子吹きが良いから次から次と楽しみが増えていきます。5年も経てばひ孫まで見る事ができと思います。良く孫の代で変化が多く出ると言われますがどうなんでしょう・・・・・・・・・。
今、吟風系で櫛目縞、薫風、委縮型、無地5種を愛培していますがやはり子吹きは良い方で楽しみですね。
2012年6月22日金曜日
羆覆輪の親
昨年、大きな子を割りました。数年全く子が出なかったので刺激を与えてやろうとおもったのです。
富貴蘭も、人間と一緒で、やっぱり刺激が必要ですね。のんびりと良い環境で育っているだけではいけないのです。適度な刺激を与えてやることが子につながるんですね。
今年は2つの子芽が順調に育っています。花芽も上がって、すこぶる元気そうです。
柄の暴れない系統で、大きな木です。間口21cmあります。
子のアップです。左右に1個づつ付いています。
羆覆輪も羆一族。私のような素人が語れるものではありませんが、建国殿、八千代の中に羆の柄落ちとして一部が混ざりんでしまっているのでしょうね。そうした羆のDNAを受け継いでいる建国殿などから羆に芽変わりする事も素人なりに、うなずけるような気がします。
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