2012年6月7日木曜日

萩宝扇

入棚して2年と10ヶ月立ちました萩宝扇も元気に成長を続けております。昨年誕生した子も2つはご覧のように順調ですが、もう一つの子は親の根っこの下の方でもがいてなかなか大きくなりません。増えが良くないと言われますがそのようですね。
舞扇と言う針葉も作していますが、葉姿は比べ物になりません。圧倒的に萩宝扇にが優れていますし、間口は4cmと小さく締まって針葉の中でも最小の木で、やはり別格ですね。
横から見ても整然と上へ上へと伸びていく姿も、けなげで好きですね。
萩宝扇を語るには、あの秋田の「富貴蘭と戯れる日々」さんの見事な株立ちを見ないと始まりません。葉繰りも30枚以上と立派です。
この木はまだ20枚以上の葉繰りの壁が破れません。突破と思いますと下葉を1枚落すという感じでしたが今年は間違いなく突破できそうですね。25枚以上ないと成木とは言えません。
この写真が入棚時の小さな割子です。3回の冬越しを経験し、環境にも馴れました。あと数年が経てば、立派な親木になっているでしょう。楽しみです。

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