2011年10月11日火曜日

吟風

この吟風が私の棚にきまして11ヶ月が経ちました。 櫛目の縞の最上柄として韓国から業者さんを通してきましたのが12月初めです。やはり韓国では10℃以上の温度が入っていますので、根をご覧になれば判ると思いますが元気に成長中できました。12月に一旦休眠させ、2月から最低温度10℃で管理してきました。


この写真から昨日撮りました現在の状態です。下葉2枚を整理してありますが非常に元気にすくすくと育っています。




2枚の葉繰りをしましたので、昨年と同じ枚数ですが、数段バランスが良くなりました。


購入した時、子を外した親木の方を選んでいます。早く子が上がると良いんですが・・・・。


葉幅を引き櫛目柄をもつ最上柄の吟風です。吟風だけで6鉢、薫風牡丹芸ルビー根を含め全部で7鉢ありますが、まだまだ変化のまっただ中の吟風系です。墨、墨のない閃風、黄縞、白縞、覆輪、萌黄縞、牡丹芸、ルビー根、それに萎縮型の黄縞、萌黄縞、虎、まだ何処まで変化していくのか判りませんが、「suzukaな日々を」さんの言われるように、この系統は親→子→孫→曾孫と代替りをしていく中でより多彩な変化が期待できる品種とのことですから、どんどん世代交代をさせていく事が大切のようですね。


本当に楽しみな吟風系です。10年後、我が家の吟風が自分の棚で又、新しい変化が起きるのでしょうか?10年後、75歳?まだ富貴蘭の愛倍を楽しんでいることができているでしょうか。


今、富貴蘭に接し、毎日、楽しくブログの更新、皆さんのブログを拝見したり、手にとって成長度合いを楽しんだり、富貴蘭を趣味にして、知り合った皆様とお話し、メール等、楽しんで過ごせる事を感謝しなければいけませんね。何故、富貴蘭に興味を持ち、愛倍するまでになったのかを考えますと、良く分かりませんが、仕事中心で、移り変わりの早い世界で生きてきた自分が、ゆっくりと成長する富貴蘭に魅力を感じ惹かれたのもなんだかうなずけるんですよね。




今は富貴蘭に関わりのある人達を大切に、富貴蘭をゆったりと楽しみたいと思いますし、日本伝統園芸植物である富貴蘭の魅力を世界に広めたいと言う「suzukaな日々を」さんのお手伝いが出来ればと思うこの頃です。


※大きなサイズで撮影しておりますので、写真をクリックし、拡大できますが、もう一度クリックしますと

  更に大きく拡大できます。  



















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