これほど特徴ある芸を持つ真月。私もほんとお気に入りの木です。
紺地合いの良い木に、付けの処に、まんまるの満月のような腰班、軸元に見事な紅をさします。特に秋は芸が冴え渡ります。大阪大会でもお会いした、富貴蘭珍道中さんも真月をこよなく愛していられる方で、毎年余剰苗を交換会に出されます。聞くところによりますと良く増えるとのことで、値段も随分求めやすくなりました。最初、いいなぁと思ったころは、割子でうん十万円してました。
4枚の割子を購入したのが2年前、やっと成木になったのでしょう、子が1つ付きました。
今の季節、じっくり手にとって眺めますと、この木にも、あの木にも子がと気が付きます。
良く見ますと花茎が伸びてきている木も見かけます。もう1ヶ月もすれば、良い香が漂い心を癒してくれますね。富貴蘭をご存じない方にも、香りをぜひ楽しんでもらいたいものですね。そうすれば富貴蘭を愛培される方がふえるのではと思います。
日本富貴蘭会も真剣に富貴蘭愛好家の底辺を広げる企画を考え、若い人たちにも手軽に楽しめるようにしてほしいものです。もちろん歳を取っても軽いし、場所も取らないし、土を使わないので清潔です。富貴蘭は1度好きになれば長~く楽しめる素晴らしい趣味なんですよね。
海外にも、(特に中国)目を向けて啓蒙活動をし、1度火がつけば富貴蘭会にパッと光り輝く時代が到来するかもしれませんよね。
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