2012年7月31日火曜日

奄美白覆輪

奄美白覆輪ですが昨年の10月入棚時写真と現在の写真の比較です。
 8ヵ月で2枚半の葉繰りと成長も早いよです。天葉は本来の長さの美しい葉になりましたので、この葉で葉繰りが続けば美しい魅力ある姿になるでしょうね。
 これからしっかり作が掛ってくると思いますので2年もしますと2つの子も立派になるでしょう。
 最初は西出都タイプで上がりその後白大覆輪が完成します。軸はご覧のように薄い泥軸、根は泥根です。奄美白覆輪も色々あります。奄美冠白タイプに近いような感じですが判りません。天葉は見事な純白大覆輪ですが、下葉になりますとクリーム色に変化します。
 ともあれ小ぶりで少し立ち葉の魅力のある品種です。韓国の実生恐るべしです。

2012年7月30日月曜日

北斗星

6月13日に我が家に来た北斗星の写真。約1ヶ月半立ちました。
 ちょこっと顔を出していた天葉が随分伸びました。クリーム色の砂子斑で今までにない面白い木です。気難しい木ではなく素直で、子吹きも良いと富貴蘭讃歌さんからの情報でした。
 富貴蘭讃歌の棚では、北斗冠に変化もしていますが、北斗冠の株立ちは枯れてしまったそうですので派手になると難しいのでしょうね。
我が家に来てしばらくして発見した 子も順調に大きくなってきましたが、その下に、子芽の葉がちょっと顔を出しています。さっそく水苔を取り除き陽がちゃんと当たるようにしてあげました。

2012年7月28日土曜日

天平(てんぴょう)

天平です。今年春に左の真ん中の葉を振るってしまいましたが、春の天葉は大きくなりました。そして綺麗な斑を残しています。この親もこうした斑を残していますのでちゃんと固定された芸のようです。
下葉になりますと消えますが、なかなか綺麗です。この親は広島の花ごよみさんですが、展示している時、『色でも塗っているのか?』尋ねられたそうです。
 天葉位の大きさの葉で葉繰りをしますと見ごたえのある豆葉となるでしょう。
 この天平の魅力は何といっても春先の純白の出芽ですね。
この写真は今年の4月の美しい純白の出芽の様子です。そしてしばらく葉の中央に白い斑を残す二芸とルビー根です。


2012年7月27日金曜日

建国殿縞の子

建国殿縞の子芽の最新情報です。ちょっと面白い子芽と紹介しましたが、覆輪気配ですね。
 1枚目の葉は完全な黄覆輪です。
 反対側の2枚目の葉は黄色がそれほど強くはありませんが、覆輪になっています。
 2枚目位の稚葉ですのでこの覆輪が継続されるかは経過を観察していかないと判りませんね。
覆輪として固定されれば良いのですが・・・・・・・。

2012年7月26日木曜日

ライカ君がきました。

四男夫婦が屋久島旅行の為、日曜日までお預かりで~す。右下にいるきな吉もちょっと控えめ?
 いやいやそうではありません。凶暴につき接近禁止!
ただのあくびも怖そうにみえちゃいま~す。

新月殿

新月殿です。1鉢は欲しいと思っていましたが名古屋の交換会で手に入れました。1本子付です。
ルビー根ですが、やっぱり根が伸びない品種のようです。根が少なく軸がぐらついています。
 羆覆輪の変わりで幽霊地に緑の雲を浮かべて、美しいと言えば美しいのかな。我が家の羆覆輪は柄狂いのない木で2鉢で子が3つありますが今のところ派手柄ははりません。
 下葉になりますと幽霊地が黄色くなり葉を振るうんでしょうね。
 子はやっぱり幽霊地です。派手になって枯れないようにお願いしなくては・・・・。

2012年7月24日火曜日

あずきバーが一番おいしい時だね!

暑中お見舞い申し上げます。
いよいよ夏本番!猛暑日、熱帯夜と耐えきれない暑さがしばらく続きそうです。富貴蘭にとってもつらい日々となりますが、皆様におかれましても夏バテせず、元気にお過ごしください。
 井村屋の「あずきバー」も、どんどん売り上げが伸びる季節です。それに合わせて全国ネットでCMが多く流れています。井村屋あずきバー「元気のリレー」編で検索していただければ見ることができます。下の井村屋 あずきバー「元気のリレー」編どこでもクリックしていただきますとリンクに移動できますので、見てない方はご覧ください。


「アイスキャンディー買うならあずきバー!」 
懐かしい味!やっぱり最高!美味しいよ。

2012年7月23日月曜日

翠華殿 糸覆輪

あの話題騒然の翠華殿大覆輪の親は何の変哲もない糸覆輪。大覆輪の子を生む確率が10%もあると言われています。そう簡単ではないでしょうが、子が出来るとしばらくは楽しめます。
成長はなかなか早いようですね。元気に新根も伸びています。
 葉の長さが不揃いですが、親も十分成木ですので子の誕生がこれから期待が出来ます。
 今確認できますのは伸びている根の元に子らしき物が確認できます。そうなりますと、しばらくの間楽しめますね。
 アップしてみましたがもう少し成長しないと判りませんね。
 入棚した時から小さな子芽がついていましたが、ほとんど動かなかったのでもう潰れると見向きもしなかったのですが此処にきてやっと動き始めました。これからは手に取って眺めるのが楽しみです。
細かい処を確認するのに今は老眼(+3)+ハズキルーペ(1.6倍)+拡大鏡(頭にかぶるもの、通販で購入)と人が見れば異様な風貌になってしまいます。

2012年7月22日日曜日

錦麒麟

2010年4月に入棚した派手気味の小さな割子の錦麒麟です。

 丁度2年4ヵ月が立ちました。ごく普通に1年2枚の葉繰りをしています。不揃いの葉で姿はイマイチ。ちょっと根を見て頂きますと手前の小さい根は泥根ですが向こうに伸びる根は綺麗な青根です。
 そのうち泥根に変化していくでしょうが、綺麗な青根です。
 派手気味の方が見栄えがします。これから作が掛り子の誕生が望まれます。

2012年7月21日土曜日

紫電龍

紫電龍も順調に育っています。この写真は昨年の8月末入棚した時の写真です。
 約1年で2枚の葉繰りですね。右の稚葉がなくなっています。9月には8枚の葉繰りとなるでしょう。
撮影時のホワイトバランスが違うだけで随分雰囲気が違います。上の写真のホワイトバランスは太陽光、昨日撮りました下の写真はオートで撮影しています。
 墨縞もしっかり乗った最上柄です。出来る限り陽を取るようにしています。
4、5年もすれば富貴蘭讃歌さん位の成木になるのでしょうか?
 左右8枚づつ位になりますと見ごたえのある成木になります。それを楽しみに大切に作していきます。

2012年7月20日金曜日

金牡丹黄縞の成長

2010年5月入棚した当時の金牡丹黄縞。ハッキリとした細い縞が確認できます。
 2010年11月の写真です。順調に葉が1枚半伸びています。ちょっと光って見えにくいですが、左葉の左端が縞のように見えます。
 2011年5月の写真です。この写真ですと左葉の縞がハッキリと確認できます。
 2011年9月の写真ですが新たに伸びた天葉は大覆輪のように面白い葉になりました。
 2012年4月の写真です。ちょっとわかりにくいですが大覆輪のような葉は右左に縞を残した感じで終わりました。天葉も縞の確認ができます。
 本日の撮影した写真です。どちらかと言うと向って右の方の葉に縞が偏っていましたが、天葉の縞で両方の葉に縞が出てきましたので、益々今後が楽しみになってきました。天葉は紅をさして綺麗です。

2012年7月19日木曜日

梅雨明けのとある風景

名古屋も7月17日に梅雨明け宣言しました。丁度その時は「海上の森」という山里に写真を撮りに出かけていまして、熱中症になりそうでした。水分は十分持って行きましたが水だけではいけません。梅雨明けするとは思っていなかったので、おにぎりとお茶だけ。5時間くらい炎天下を・・・・・・・。
限界と思い途中で撮影を断念、車でコンビニまで、ポカリスエット500mlをがぶ飲み。やっと生きた心地がしました。夏は必ず、塩飴+ブドウ糖+水分(できればポカリが一番)を準備しないといけません。特に「海上の森」のように車の乗り入れ禁止の場合は・・・・・・・。
この写真は駐車場にいた鬼蜘蛛を魚眼で。魚眼レンズは鬼蜘蛛の生活環境などの情報が写り込めますので良いですね。
ハッチョウトンボ♂ 湿地帯に住む日本一小さいトンボです。(1円玉位の大きさ)午前中に湿地に降りてきて♂は縄張り争いをして自分の縄張りを確保し、ひたすら♀の来るのを待つています。温度が上がりますと太陽に直角になるようお尻を上げて陽のあたる部分を減らす暑さ対策です。
♀は♂のような真っ赤で綺麗な姿ではありません。地味な茶色です。いつもは湿地の少し離れたところにいます。交尾する時だけ湿地に降りてきます。交尾するとすぐ湿地に卵を生みます。光の関係で足の部分に宝石が散らばっています。やはり小さいトンボですので良く見ないと発見できません。
今日の朝の朝焼けの写真です。自宅窓から撮ってみました。気象台の予測では最高気温36℃とのこと。もう8時には32℃と猛暑が続いていますが、明日は最高気温28℃と暑さも一休みです。
7月17日から家の外装工事が始まり大切な富貴蘭は室内に引っ越しました。朝から午前中だけ70%カット(足場と工事用の薄い紗幕が張られているため。)の陽が当たります。エアコンが入っていますので気温は28℃、後のことを考え、窓を部分的に開け30℃位にしています。