2011年5月30日月曜日

金閣と翠宝と富貴殿

富貴殿です。考えてみますとやっぱり成長は遅いですよね。子の紺乗りも遅いですし、綺麗な富貴殿らしく完成するのは4,5年は掛りますね。手前の子がやっと紺乗りがよくなってきまして良い感じになってきました。


裏からの写真です。手前の子は片方は紺が乗っていますが、片方が一息です。


この木は血統も良く紺乗り、柄のキレ、葉幅、葉繰りとどれを取っても抜群です。最近交換会に行っても余りにも早く割るためでしょうか、良い割子を見ませんし、名前に負けている木が多いですね。


翠宝です。この木は富貴殿より随分大型で迫力満点ですね。紺乗り、葉幅、濃い黄色の覆輪部と魅力一杯です。子も芸の継承が抜群と言われています。この派手子もよく観ますと天葉はちゃんと紺が乗っています。翠宝も、ここ数年で随分とお値打ちになってきましたね。


交換会でも、趣味者から出品された翠宝がアンコから名違いと言われ残念がっていました。聞きますとネットオークションで高額で購入したとの事、気を付けないといけませんね。やっぱり信頼できる業者さんから購入しないとね。と言っても、私も富貴蘭に興味を持って購入し始めはオークションでした。オークションにもとんでもない出品者がいます。黒牡丹、牡丹錦など明らかに名違いの木に何名も高額入札しています・・・・・・・。残念でたまりません。是非、入札する前に、富貴蘭のブログを開設している方に質問してくださいよね。皆さん喜んでアドバイスしてくれると思います。こんなことでせっかく富貴蘭に興味をもたれた方が騙されて興味を無くしてしまうのが悔しいですね。


金閣2点です。まだ小さい割子ですが、元気に育ってくれています。浜松の全国大会で入賞の金閣の株立ち、本当にお見事でした。金閣が名古屋の交換会に出る事は殆どありませんね。


まだまだ別格稀貴品として、数が少ないのでしょうかね~ぇ?ちょっと早割でしょうかね、この木は。


でも小さな子芽が確認できますが育つかどうか判りません。


こちらがもう1つの金閣です。なかなかの黄大覆輪で出芽からの変化は魅力ですね。班の色も四季、作場環境によって様々に変化するそうです。


昨年の秋子芽がそこそこの大きさまでなりましたが残念なことに潰れてしまいました。又、子を産んでチョウダイ。お願いしますよ。


話は変わりますが、富貴蘭も購入後自分の作場環境になれるまでに1,2シーズン必要でしょうね。購入1年は結構気を使っています。特に高額品は慎重にお慣れ頂いておりますでアリンス。


















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