2011年5月31日火曜日

湖東錦と白牡丹

湖東錦の割子です。我家に来てやっと1年が経ちました。元気にすくすく育っています。浜松のNさんに無理を言って分けて頂きました。嬉しいことに柄のある側からの子芽になりますので期待大です。 根も3本しっかり伸びて来ています。子芽も赤黒い小さな芽なので良い柄なのかどうかはもう少し先の楽しみとしておきましょう。又、天葉は今までの葉と比べて長く大きくなりそうで、従来の大きさになっていくみたいで嬉しいですね。


白牡丹です。上に来て源平ぽく半柄ですが、力が付いてきていますので今後が楽しみです。昨年の子は青の子でしたが、又今年は期待できる場所からの子芽を確認です。湖東錦の芽よりは大きくなっていますが確認できるのはこちらももう少し先です。


まあ、最上柄ではないので気楽な楽しみとして今後もご報告していきますね。











2011年5月30日月曜日

天賜宝・玉金剛の縞・錦麒麟

天賜宝です。こんなに陽に弱い木はありませんね。すぐ斑部分が焼けてしまいます。完全な日陰での作ですね。やや大型の立ち葉で、西出都と同じタイプの白雪の切り込み覆輪です。今後色々な変化種を生む可能性が高いということで購入しました。 西出都はほんとに沢山の変化種を生んでいます。最近では西鶴ですが、玉錦、銀世界、隼、都鳥、王冠等・・・・・・・。交換会でもなかなか出ませんし、あまり数がないのか、人気がないのか判りませんが、夢のある品種であることに間違いはありません。価格も手頃ですので、見つけ次第購入するつもりでいます。


玉金剛の縞です。3本立てとなります。派手目の現在幽霊ぽい子と地味目の縞の子と中間の親です。後冴えの黄縞です。昨年、富貴蘭辞典の文章を担当された堀内一博氏から譲って頂きました。 当時は長い不釣合いの下葉が付いていましたので取って整理した後、根が沢山出てきてバランス良くなりましたね。結構かわいい木です。派手子の天葉も現在のところ紺が良く乗っていますのでちょっと楽しみです。




上からの撮影です。この木の大きさがよく判ってもらえると思います。間口5cm、親の間口4cmです。


錦麒麟の派手めです。背後はただの麒麟丸。ぼちぼち子をと思って見るのは下の方ばっかり、どちらかというと成長もゆっくりめですね。


裏からの写真ですが、麒麟丸は成長が早い!これくらい早いといいですね。やはり柄があると遅いのかも・・・・・・・・・。




















金閣と翠宝と富貴殿

富貴殿です。考えてみますとやっぱり成長は遅いですよね。子の紺乗りも遅いですし、綺麗な富貴殿らしく完成するのは4,5年は掛りますね。手前の子がやっと紺乗りがよくなってきまして良い感じになってきました。


裏からの写真です。手前の子は片方は紺が乗っていますが、片方が一息です。


この木は血統も良く紺乗り、柄のキレ、葉幅、葉繰りとどれを取っても抜群です。最近交換会に行っても余りにも早く割るためでしょうか、良い割子を見ませんし、名前に負けている木が多いですね。


翠宝です。この木は富貴殿より随分大型で迫力満点ですね。紺乗り、葉幅、濃い黄色の覆輪部と魅力一杯です。子も芸の継承が抜群と言われています。この派手子もよく観ますと天葉はちゃんと紺が乗っています。翠宝も、ここ数年で随分とお値打ちになってきましたね。


交換会でも、趣味者から出品された翠宝がアンコから名違いと言われ残念がっていました。聞きますとネットオークションで高額で購入したとの事、気を付けないといけませんね。やっぱり信頼できる業者さんから購入しないとね。と言っても、私も富貴蘭に興味を持って購入し始めはオークションでした。オークションにもとんでもない出品者がいます。黒牡丹、牡丹錦など明らかに名違いの木に何名も高額入札しています・・・・・・・。残念でたまりません。是非、入札する前に、富貴蘭のブログを開設している方に質問してくださいよね。皆さん喜んでアドバイスしてくれると思います。こんなことでせっかく富貴蘭に興味をもたれた方が騙されて興味を無くしてしまうのが悔しいですね。


金閣2点です。まだ小さい割子ですが、元気に育ってくれています。浜松の全国大会で入賞の金閣の株立ち、本当にお見事でした。金閣が名古屋の交換会に出る事は殆どありませんね。


まだまだ別格稀貴品として、数が少ないのでしょうかね~ぇ?ちょっと早割でしょうかね、この木は。


でも小さな子芽が確認できますが育つかどうか判りません。


こちらがもう1つの金閣です。なかなかの黄大覆輪で出芽からの変化は魅力ですね。班の色も四季、作場環境によって様々に変化するそうです。


昨年の秋子芽がそこそこの大きさまでなりましたが残念なことに潰れてしまいました。又、子を産んでチョウダイ。お願いしますよ。


話は変わりますが、富貴蘭も購入後自分の作場環境になれるまでに1,2シーズン必要でしょうね。購入1年は結構気を使っています。特に高額品は慎重にお慣れ頂いておりますでアリンス。


















2011年5月29日日曜日

純白の縞の天照殿と玉錦と宮崎山採り白縞

天照殿です。結構地味めの木です。なにもとりえのない木に見えましたが、天葉の見事な白雪縞をご覧ください。 この白さにはびっくりです。こんな純白の縞の最上柄を作ってみたら素晴らしいでしょうね。今後も柄の良い葉が次々と出てくれますように・・・・・・・・・・・・・。

久しぶりの玉錦です。今月の名古屋交換会に1鉢出品しましたがやはり人気があり価格も安定していますね。作るなら人気も安定して価格変動の少ない品種を多く作していれば、高級品、別格希貴品等が欲しくなったとき資金源になるのではないでしょうか。

この玉錦も小ぶりで血統の良い木です。現在子も含め7本立てになります。

宮崎山採り白縞としてずいぶん前に購入、あまりにも派手で親は残念ながら枯らしてしまいましたが、子が2本残りました。小ぶりで散り班の良い子です。写真左の奥の木は都鳥の小さな割子ですのでお間違い無くお願い致します。

根の伸び具合も余り良くありませんし、成長もゆっくりですし結構弱いタイプですね。













2011年5月28日土曜日

天平(牡丹芸の豆葉)

天平(てんぴょう)です。浜松の全国大会で手に入れました。
玉金剛の国内実生の秀品です。最初は4鉢だったそうで、現在も10鉢以下とのことで、なかなか入手困難と思われます。牡丹芸で根は白根からルビー根と上品な雰囲気だそうです。特に春の動き始めの白雪で上がる様は幽玄の美を醸しだすそうで、楽しみな一品が増えました。
天葉の軸部分に牡丹芸が現れています。



二枚目の葉にも牡丹芸が暗まずはっきりと残っています。



ブログ、 富貴蘭讃歌様の説明にもありましたが非常に育てやすいそうで、安心して作ができそうです。でも、まだまだ小さいので日陰でしっかり育てていきます。













それぞれの吟風

吟風変わりです。葉を見ていただきますと全葉が2枚目から縞のように見えますが皺が寄ったようになり、白くなります。根の動きなどは全く違い、伸びません。作りづらく、成長もゆっくりです。もちろん日陰作りです。


今後どのように変化するのか楽しみですね。


これが正面からの撮影です。全体の雰囲気は吟風で、ちょっと小ぶりですね。


オーソドックな吟風です。今年2枚の下葉を取りました。バランスも悪るかったので。


この木は反り返った葉が特徴です。


下葉を2枚取ったためなのか、見事な根っこ!赤根が6本元気に伸びています。


ごく普通の吟風です。素直な葉姿で元気いっぱいです。


子が1つ付いています。


萎縮型の萌黄縞の吟風です。昨年購入の面白そうな木です。今春、新芽が3つ付きましたので楽しみです。吟風は作っていると突然縞が出たり、縞のある子が出たりと楽しみな木ですね。まだまだ進化中とか?


浜松大会では、虎斑でルビー根の木も売ってました。聞きましたら予約品とのこと。鈴鹿のあの方の作でした。今度お邪魔しようと思っています。


この吟風が期待の木です。韓国から里帰りの吟風です。全葉に櫛目縞があります。


天葉にきてちょっと派手な黄縞が上がってきました。白縞、黄縞と面白いです。


我が家の吟風の中で1番の大きさで迫力満点!ほんと楽しみです。






























長い梅雨になりそうですね~ぇ。

梅雨時になるとあちこちキノコが・・・・・・。数時間でしぼむようですよ。最初は傘のようですが最後はこのように反り返ります。

散歩中に見つけまして、家に帰り、カメラをもって・・・・・・。

やっぱり2人連れのの方がイイですよね。年を取りますと・・・・・・・・。

玄関のハンギングバスケットの花を入れ替えました。季節柄、爽やかなブルー色を集めました。

これもそうです。バックはつるバラ、アンジェラのピンク色です。

これも今朝の写真です。な~んだ? そうですブランコの下の水たまりで~す。











2011年5月25日水曜日

我家の金牡丹2

唯一の黒牡丹縞です。中々癖があります。根も素直に伸びません。葉持ちも良くありません。いつもこんな感じです。なんとか葉も最低8枚ほどになってほしいなと思いますが、2.3枚目になると覆輪のように縞ができ、皺を引き、葉を落とします。何か良い手立てはないのでしょうか?


金紗墨系の金牡丹です。小型で、1番新しく仲間入りした木でまだ良く判りませんので引き続き観察していきます。


金牡丹縞の3本立です。一度作落ち、棚にも慣れてさあ、再出発です。2.3年も経てば立派になると思いますが、陽にはとても弱く、油断をするとすぐ真っ黒に焼けてしまいます。用心用心!


裏側の写真ですが右の下葉を昨年焼いてしまいましたが、まずまずの大きさですが、根の伸びは余り良くありませんので、注意深く育てていきま~す。


万葉冠です。比較的大型で素直な金牡丹です。願わくばもう少し葉もちがよければ言うことがありませんが・・・・・・・・。万葉冠らしく下葉になりますと縞か覆輪に見えるようなります。我家の金牡丹で一番大型です。


根も比較的素直に伸びます。1本立が今は3個の子が付きました。


この金牡丹が我家で一番古い金牡丹で5年が経ちます。1本立から3つの子が付き、そこそこの株立ちとなってきましたし、天葉に紺縞、黄縞が出てきましたし、たのしみになってきました。


大きさも普通サイズです。考えてみますと、5年でこれだけですからほんとに成長は遅い植物ですよね。


1年に2枚の葉繰り、1.2枚の葉を振るいますので親1本だけでは見た目はあまり変わらないですが子が成長しますので株立ちとして全体の雰囲気は変わります。