2013年6月30日日曜日

羆覆輪

地味目の羆覆輪です。割った2本も1本子付きで交換会に出しましたが、これが親です。
 一度も新月殿を生んだことがないのが面白くなく、新月殿を購入するはめになりました。
 新月殿のルビー根も味わいのある色合いがありますが、やっぱり簡単には伸びませんし、成長も遅いですね。
 これから地味目の羆覆輪もちょっとは冴えてくる季節になってきます。
 建国殿覆輪、羆覆輪が見分けがつかないと言われます。羆覆輪も羆一族と言う方も。
 本羆、建国殿羆は全く別物という方も。建国殿から羆が生まれたという方も。駆け出しの私には論ずる資格もありませんが、実に興味深いお話です。

2013年6月29日土曜日

月笙(黒牡丹白縞)

月笙(黒牡丹白縞)の子供が順調です。実に素直で気難しさがない性の良い黒牡丹です。
 昨年8月に入棚した時ほんとに小さな子芽が冬を越し春、一気に動いてくれました。
 子芽に柄のある事を先日アップさせていただきましたが次の葉も真っ白な縞を伴っています。
 この写真が昨年8月入棚した時の写真です。
現在の写真ですが、右の天葉をちょっと可愛がりすぎて葉を伸ばしてしまいました。ちょうど1年が経ち、ある程度のこの月笙の性が分かりましたので失敗をしないよう、陽を採っています。




2013年6月28日金曜日

白鹿

奄美風蘭実生選別品の後暗みの白縞、白鹿 です。
天葉は皆白縞を表していますがすぐ暗みます。
春先から今の時期が見栄えする時です。それ以外は全く青の状態です。
もう少し長く柄が残ってくれれば良いのですがちょっと残念です。
初めはこのように白覆輪で上がってきます。随分前に入棚しましたが、忘れ去られた状態が続いていますので、気がついた時にアップしました。
 

2013年6月27日木曜日

雨あそび

昨日は朝から雨、雨模様を撮影に出かけようと思いましたが降り方が尋常ではありませんので家の中から水をテーマにと思い立ち、セッティング。カメラを固定できるように工夫、できるだけ水滴と並行にカメラ設置、振り込む雨対策。レンズはキャノン100mmマクロ、絞りはF2.8とこのレンズの最大開放値(なぜ、開放で撮るのかといいますと水滴以外のバックをボカし、水滴を引き立たせるため。)シャッタースピード1/6400秒にセット(なぜ速いシャッタースピードが必要かと言いますと目には見えないスピードで落ちる水滴を丸く表現するためです。肉眼ではこのようには見えません。)ちょっと暗いので+0.7ステップ露出補正。ISOは自動にセット(100~12800までの自動)EOS1DXはISO12800までは十分アップに耐える画質が得られます。ちなみにこの写真のISOは12800でしたが画質は十分です。ピントはマニュアルでしか撮れません。置きピンといって水滴が落ちるところに事前にピントを合わせておきます。後は何回もシャッターを押すタイミングを練習?数打ちゃ当たるで根気よく狙うしかありませんが、嬉しいことに、このカメラは1秒間に12連射ができますので随分努力が軽減されます。
大きな水滴に映る景色は茶っぽく写っているのがすだれ、青色に見えるのは隣の青い屋根です。

幻日

2010年横浜全国大会の後入棚した幻日です。 あの時、花ごよみさんが出品した幻日の衝撃を受けたことを思い出します。なんと魅力ある極黄大覆輪だと・・・・・。大会終了後、花ごよみさんに電話しましたところ、爆ぜがイマイチの1本が残っているとのことでお値打ちに分けていただきました。
これが昨日の写真。3年が経ちますが、富貴蘭讃歌さんが言われている通り、奄美にしては成長がゆっくりですね。入棚して1年は根も良くなく成長もままならなかったのですが、もう今は充実して作が掛かってきました。
1年目に右下葉が弛緩んでいるのを見て、「陽を採りすぎているので日陰に」と連絡が入り、ちょっと間延びしている感が有ります。仕方がありませんね。
今は午前中はしっかり陽を採れるようになってきましたので、これからですね。
ご覧のように後爆ぜの極黄大覆輪です。天葉には爆ぜてはいませんが、もうはっきりと覆輪の完成具合が分ります。
なかなか面白い木でお気に入りです。

2013年6月26日水曜日

破天荒

破天荒を入棚して4ヶ月が経ちますが、3月半ばには勢いよく新根が10本近く外見など構わずいたるところから出ました。元気ですくすくという感じでしたが表面に出ている根は今止まっています。
この写真だけHDR合成。
 良く見ますとこの写真の上の根の左に分かりにくいですが細い稚葉が伸びています。
 もう一つ1番下のところの子芽を発見。合計2つ子が引換なら外観を損ねた崩れは良しとしなければいけません。
 甲龍と軸の赤墨?泥軸の入り方が面白いですね。
これだけ素直に元気に育ってくれますと気持ちがいいですね。どんどん子を産んで株立ちになってくれると嬉しいですね。

2013年6月25日火曜日

大極仙

小さな大極仙を入棚しましたのは2012年5月でした。ご覧のように天葉に一筋の縞が初めて入ったところで花ごよみさんから来ました。
これが今日の写真です。1年で2枚半の葉繰りですので順調です。白縞もすべての葉に入ってきましたので楽しみです。ちょっと間延びのした変な葉を作ってしまいみっともないですが・・・・・・・。
 まあこれからです。十分力をつけないといけません。入棚したときは弱そうな木でしたからしかたがりません。今は早朝から昼まで陽のあたる場所に移動しております。
 裏から見ますと全く縞などない青に見えちゃいますね。
 奄美はやっぱり成長が早いです。こんな状態でも2つも子芽が付きました。下葉の軸元に確認ができます。
 ちょっとアップしましたのではっきり良く分かっていただけると思います。木に力がないと潰れる可能性も有りますので用心しないといけませんね。

2013年6月24日月曜日

孫の守

昨日の日曜日は近くに住んでいる次男の息子4年生のサッカー練習試合に連れて行きました。カメラにシグマ超望遠ズームレンズAPO 50-500mm F4.5-6.3 OS HSMをセットして出発。その前にカメラとレンズをセットして重量を測りましたら3.8kgもありビックリ。手持ちで撮ることが多いんですが、良くやりますよね、腱鞘炎にならないように注意しなければいけませんね。Canonの600mmF4ですと100万円以上しますがこのレンズは12万程度です。AFスピードも高速ですし、手ぶれ補正も見事、マクロレンズとしても使用できる正に名機です。試合前のランニングです。450mmで撮っています。帽子をかぶっているのが4年生の孫で愛知FCで頑張っています。
これが500mmでの撮影。 ファインダーで常にボールにピンを合わせ追い続け連写です。もちろんカメラのAIセンサーでボールを追い続けてくれますから思うほど難しくはありません。
午後1:00から4:30まで炎天下ですと大変です。選手として頑張っている孫も撮る私も疲れます。
次男坊も連れて行きましたので遊んでやらないといけません。年子ですからやんちゃな3年生です。超望遠レンズで捉えておりますので気持ちよく周りがボケてくれます。
やんちゃ坊主らしい表情を撮ることができましたし、後ろはいい具合にボケています。赤、青、黄色に塗ったタイヤの遊具です。逆光ですが補正をわざとしないで撮っています。

2013年6月22日土曜日

富貴殿

子どもの頃から動植物が大好きで水槽でメダカ、ヨシノボリ、シラハエ、シマドジョウ等々カブトムシ、クワガタと山里の生き物を飼っていましたが、50代後半から植物に興味が移行し、山野草、洋蘭に始まりイワチドり、ウチョウラン、最後にたどり着いたのが富貴蘭。ヤフオク!で裾物を購入し始めたのが2007年の9月、冬越しを終え何とかなると名鑑中央に鎮座する富貴殿を長浜さんの紹介で地元江南の紫苑さんで入棚した事を思い出します。
5年が経ち、子供達もやっと紺が乗り株立ちへの一歩を踏み出したところです。花芽が出る場所から子芽しか出なくなって3年、今年の子を含め7本立になります。
最近、富貴殿の価格も安くなりましたが、やはり風格と貴品があり美しいですね。
本格的に富貴蘭の世界にハマり込むきっかけになった記念すべき一品。やっと愛倍歴が9月で7年目に突入です。

2013年6月21日金曜日

梅雨休み

毎日、梅雨らしい日が続きますが、前線が南海上に下がりましたので肌寒い感じです。最高気温21.5℃でした。小雨の降る中、梅雨らしい写真を撮りにカメラに100mmマクロを付けて近所を散歩。
この花は胡瓜の花です。絞り値F2.8と最大開放値で逆光で背景のボケ具合を考えながら捉えましたので花の色が実際より濃い色に撮れてます。
 やっぱり胡瓜の花はこの明るい黄色がよく似合いますね。子どもの頃、田舎の畑の胡瓜を朝取りに行きますと、トゲで痛かった記憶がありますが、スーパーの胡瓜はそんなことありませんよね。 雨空の日は柔らかい写真になり私は好きですね。梅雨時の撮影必需品はゴルフ用の大きな傘と一脚と長靴、速乾性のタオル、カメラ用レインカバーがあれば最高です。
自宅前の公園入口に桜の木から滴り落ちる雨が舗装道路の水たまりで大きなあぶくができていましたのでパチリ!何時もPLフィルターを装着して反射を押さえて撮っていますが、この写真は抑えないで撮り、周りのもや~とした雲のような反射を入れてみました。

墨鑢高隈

鑢高隈セルフ実生異変の墨鑢高隈です。まだ小さい苗木ですが面白い墨の入り具合です。胡麻のような墨です。
萎縮化し胡麻のような墨が継続してくれるかはわかりませんが、そうなれば面白いですね。
虎斑と鑢地に墨が加われば三芸品 になります。
数年後にはどうなっているのか分かりませんが・・・・・・・・。
富貴蘭特有の墨芸は結構色々ありますが、紫電龍を始め面白いですね。一度墨芸を網羅してみるのも面白いかも。