2011年10月7日金曜日

秋の夜空に万華鏡

愛知県の県庁舎の正面をデジタル掛け軸が映し出されました。引きでの撮影です。これは市内を流れる中川運河の開通80周年イベントの一環でのアート。 とにかくご覧ください。


自宅から妻と2人で自転車で15分。30分ほど楽しんできました。


昔、子供に絵本を読んでいた『地獄の惣兵衛』の絵を思い出すような不気味さも感じます。


昨日は県庁舎の隣の名古屋市庁舎がアートの舞台でした。各紙が1面で紹介したのでカメラマンや観客で一杯でした。私もその一人。













Kenkoの接写リングの効果

昨日、ケンコーの接写リング3点セットをネットショップで17800円で購入しました。効果を試してみました。西鶴の写真ですが、100mmマクロレンズで最接近撮影した映像です。この西鶴の間口が8cmです。カメラから西鶴までの距離20cmでの接写撮影です。接写リング20mmを装着(カメラメーカーに合うリングを購入)カメラ本体にリングをセットし、リングにレンズを装着します。装着してもオートでピント合わせができますが、基本はマニアルで合わせるのが基本です。約10cmくらいまで近寄って接写撮影が可能になります。下の写真まで接写が可能となります。


昨日、適当に試しましたが、マクロレンズをお持ちでない方にとってこれは便利ですし、お手軽です。
24mm~105mm,70mm~200mmのズームレンズでも試して見ましたが、とても上手く撮れますよ。70mm~200mmは150cm位離れないと撮れないんですが、マクロ撮影が可能となります。富貴蘭の子芽など極小のものを撮影するには効果抜群となります。マクロレンズが無くてもアップ写真が上手く撮れますよ。






アマミの凌駕

凌駕ですが、魅力はアマミらしい葉幅のある力強い葉姿ですね。子も1つ上がり、柄もあるので楽しみです。 成長スピードもまずまずです。この写真は縞部分がちょっと白飛びして見にくいですね。

この縞が葉全体になれば最高ですけど・・・・・・・・・。

まあ、気長に作してまいります。









2011年10月6日木曜日

舞扇と萩宝扇

針葉の舞扇です。今年2つの子が付き4本立てになりました。針葉の代表である萩宝扇に比べますとやはり子吹きも良く丈夫です。軸も極太で見るからに元気そうですね。 でも、葉が不揃いで美的感覚はイマイチ。

これが、2年前に購入した時の萩宝扇です。11枚とまだまだ若い割子でした。

2年経ちましたが、随分成長しましたし大人になった感じがしますね。そして、今年の春に子芽が4つ付きましたが2つしか成長しませんでした。やはり舞扇と違います。4つとも元気に育ちませんでした。





横から撮影してみましたがほんとに薄いですね。


この角度から見ましても木に力がついて、勢いも感じ取れるようになりました。

裏からの撮影ですが17枚と12枚です。秋田のGさんの萩宝扇は親木で30枚以上の葉をつけております。やはり迫力が違いますね。将来、登録された時には内閣総理大臣杯を取られることでしょう。

反対側からの側面です。これで右に付いた2つの子が大きくなると、そこそこ見栄えも良くなるでしょうね。

春の子がもう6枚ほど葉繰りをしていますが、親のでも4,5枚は葉繰りします。

先日、『Suzukaな日々を』さん宅にお邪魔した時に、水苔も棚下で元気に育てておみえになりました。国産の水苔のほうが作のかかりが違うそうです。私も切り替えです。もう大きな袋に2杯も国産を購入して来年早々の植え替えように天日干しをしているところです。





























2011年10月5日水曜日

玉金剛の後冴えの黄縞

昨年10月にあの堀内氏から譲り受けました玉金剛の縞です。この写真が昨年我が棚に来た時の写真ですが、下葉がなんとも長く紺ものってない見栄えの悪い木でした。親の下葉が1枚振るいましたので、思い切って下葉を整理しました。こうして1年前の写真と照らし合わせてみますと、 成長もすごく遅いですね~ぇ。1枚の葉が上がっただけです。手前の子は下葉は柄がありますが、後は幽霊葉です。

後冴えですのでだんだんと縞に変化していくさまがよく解ります。。手前の地味柄の子は地味ながらも縞がわずかですが、全葉にしっかりと受け継がれておりますので楽しみです。


親も源平ぽい感じですが、まだどう成長していくのか判りません。

昨年下葉を2枚取りましたので、軸元が寂しくなっておりましたが、今年の春、4本の根が出て見栄えが良くなりました。

上からの撮影です。後冴えで黄縞に変化していく様が良く解ります。

成長が遅いのも、木に力がないからでしょう。今年はじっくり力を蓄えて来年春からの成長に期待したいものですね。又、子の誕生にも期待したいものです。















2011年10月4日火曜日

金閣

金閣2点です。この木はまずまず元気に育っております。もちろん紺がよく乗ったり、乗らなかったりと季節、置き場所で様々な変化をする事が魅力です。根の伸びなどを見るかぎり気難しい気ですね。富貴蘭讃歌さんに言われるこれくらいの大きさを最低買う目安にしないとと言う大きさにやっとなりました。 ここ1年は結構紺乗りもまずまずで、順調です。

でも、軸をさわって見ますと木がフラフラしますので根はあまり、しっかりはしていませんね。

後は、子の誕生が第一の期待ですが、根をしっかりさせる努力が先ですね。

この金閣は何やら怪しくなってきましたね。ドンドンと葉が小さくなって来ましたし、勢いもあまりありません。ひょっとするとヒタヒタと『枯れ』に向かっているような悪い予感が・・・・・・・。

葉が2枚出れば2枚減る、根の状態も更に悪い。気を使っているんですがね・・・・・・・。

気を取り直して、頑張って作のやり直しです。今後どうなっていくのか、定期的にアップしていきます。

まだまだ勉強です。











2011年10月3日月曜日

西鶴

間口8cmと小さな西鶴ですが、今年は3個の子が付き6本立になりました。やはり西出系はよく増えますし、成長も速いですね。玉錦や西出都は真鶴が良くでるのですが、これは5つ子ができても1つもありませんし、親帰りもないみたいで、芸の継承が抜群なんですね。 反対側からの撮影です。露受葉や反り返る葉が烈しく出て、もっと躍動感が出てくると良いんですがね。
この角度から見ますと、まずまずですが、迫力が無いように見えてしまうのは、やはり小型のせいでしょうね。葉がもう少し長いと躍動感がでると思います。

こじんまりとした西鶴として気に入ってましたが、最近はもっと大きくなれと願っております。