2011年11月11日金曜日

満月

名品満月です。富貴蘭に興味を持ち始めた頃の全国大会の入賞大株の満月を見た時、名前とピッタリな素晴らしい作品と思い、株立ちの満月を作ってみたいと思いましたが、それは至難の業、大それた富貴蘭を知らない初心者の思いという事。それ程富貴蘭の成長はゆっくり。1年で約2枚の葉繰り、古い葉を1,2枚振い落とす。心をゆったりと持ち、お気に入りの富貴蘭を気長に愛培することこそが一番の楽しみ。
誰も持っていない未登録のすごい木を持つ楽しみもありますが、これはそれぞれの懐との相談です。
最近、富貴蘭の人気も急上昇しているように思います。新しい品種も続々とお隣の韓国から入ってきます。それもほとんどが超特急品ばかりで、価格も超高額。限られた予算のなかで話題の富貴蘭、別格稀貴品もそこそこ持ちながらということになりますと業者さんに踊らせることなく、自分で見極める力も必要になります。今残念に思う事は、もっと早く、若いうちに富貴蘭と出会えていたらな~ぁと。でも、第二の人生、毎日楽しくすごせるのも富貴蘭に巡り合えたこと。やっぱり富貴蘭に感謝!又、富貴蘭のブログを通じて仲間ができた事にも感謝!マイペースで富貴蘭とお付き合いしていこうと思っています。

2011年11月9日水曜日

孔雀丸

孔雀丸の本芸品です。丸葉で立てジワが細かく入り、羅紗地が強く小型です。この木はおばあさんの様に腰が曲がってしまっています。ちょっと下から撮影、曲がっているのが目立たなくなりました。でもこれほど本芸品と長葉の木では姿が違うのもめずらしいですね。ほかにも長葉の途中から本芸になっている木もあります。横からの撮影ですが、丸葉でころっとした可愛いやつです。本芸品からは本芸品の子しかできないみたいです。富貴蘭の興味を持った時、長葉から本芸品がどう出てくるのか不思議で長葉の孔雀丸を何鉢か買いました。この写真を見ていただくとどれほど曲がっているかお分かりだと思います。成長もほんとにゆっくりですね。でも、付けも月型から一文字に代わるんですから、富貴蘭の芽変わりは付けも変わることが多いかも、西出都⇒西鶴(月⇒山型)玉錦(一文字)etc。

2011年11月8日火曜日

多肉植物リトープスとハゼの紅葉

日曜日に衝動買いした多肉植物リトープス。子供のころ植物の知識もなく水のやりすぎで枯らしてしまったことのあるリトープスを思い出しつい購入しました。割れ目から花が咲き、1年に1度脱皮するリトープス。石ころのような奇妙な植物で、唐草模様や縞模様がとても面白い。我が家の鉢植えのハゼの木の紅葉です。紅葉も始まりましたのでアップしました。紅葉としていない葉のコントラストが美しい。3段階の紅葉が1つの枝に・・・・・・・。身近なところにも秋が感じられるようになりました。このコントラストも良いもんですね。
もちろんハゼの木の紅葉は走りで、これからいよいよ秋本番ですね。

凌駕

葉巾を引いて迫力がある凌駕です。子にも縞が継続しています。片柄ですが、葉肉もあり、力強くで結構愛嬌があり好きな一鉢です。反対側からの撮影です。今年の春下葉の本芸でない葉を2枚取りましたら、子ができここまで成長しました。これから葉重ねが進みますと迫力の出た木になると思います。

2011年11月7日月曜日

大洞丸

久々の大洞丸です。大江丸縞からの大覆輪に変化種。どうも葉持ちが良くない。秋田の「富貴蘭と戯れる日々」さんの木を見ますとそれは見事な大洞丸。見比べること事態おくがましいですが・・・・・・・・。あれこれ作について考えないといけませんね。大覆輪として紺乗りもまずまずです。ちょっと引きで写しますと、やっぱり寂しい感じがしますね。今年の春子2つを含め5個の子が付いていますが子よりも親の葉繰りです。子も中々上柄は出てきませんし、根も細いし、性質的には弱いかもしれませんね。

2011年11月6日日曜日

徳川園で咲く花

ホトトギスです。徳川園に美しく咲いています。
・開花時期は、 8/25頃~11/15頃。
・秋に日陰に多く生える。
・若葉や花にある斑点模様が、鳥のホトトギスの 胸にある模様と似ていることからこの名に。      葉にある斑点は花が咲く頃には消えるらしい。
・「杜鵑」とも書く。鳥のホトトギスの方は「不如帰」と書く。                                     
名前を忘れました。これも徳川園に美しく咲いています。白いシュウメイギクが蓮佐文庫前に一面に咲いています。日本古来の花のように思われますが外来種です。
キンポウゲ科多年草。古く中国から渡来し、各地の山野に野生化している。京都の鞍馬(くらま)や貴船(きぶね)山中に多く、キブネギクの名もある。栽培品が野生化したものである。半日陰に育ち、地下茎で広がり群落となる。根出葉は3出複葉で、長い柄がある。10月ころ60センチメートルほどの花茎を出し、キクに似た径5~6センチメートルの紫紅色花を開く。弁化した片(がくへん)が多数あるのが普通であるが、園芸品種には一重咲きや白色花もあり、これらは新しい渡来品種といわれている。栽培には、乾きすぎない半日陰が適地で、春に子苗を株分けして植える。

2011年11月5日土曜日

楊貴姫

楊貴姫です。葉肉厚く、葉巾広く葉先まで力のある大型品種。ボリューム満点の青軸縞物として別格稀貴品です。
昭和初期の品種解説にも「揚貴姫」という品種があり、同じものとする説と金広錦の実生品の青軸がルーツという2種類の説がありますが、私としては金広錦の実生のように感じます。
中々の株立ちになってきました。地味目の親ですが上柄、最上柄の櫛目と子もさまざまです。株立ちにしてこの木の良さが出てくるように思います。昨年最上柄の木がだんだん派手になり、子も派手子ばかりで交換会で手放しました。この品種は、やはり地味目を購入するのが良いですね。