2011年9月19日月曜日

吟風からの変化種 薫風牡丹芸ルビー根

今日は、念願がかない「suzukana日々を」さんの棚を見学することができました。車で自宅から東名阪で丁度1時間と意外と近くてびっくりしました。全国大会で何度かお会いしてまして、温厚な学者さんタイプというイメージ通りの素敵な方でした。お昼は奥様と3人でお食事をしながら楽しい一時を過ごさせて頂きました。4時間以上作、吟風、建国殿等のお話をお聞きすることができ、富貴蘭の魅力を微力ながら世界に広めていくお手伝いが出来ればといいなと思いました。そして、大切に育てられている吟風変化種、『薫風牡丹芸、ルビー根』を分けて頂きましたのでアップ致します。
金牡丹のように美しい牡丹芸。天葉の透き通るような美しさはなんとも言えません。葉の中央に紺の筋が入っていますので丈夫にスクスク育つとの事です。

天葉の牡丹芸のアップです。これにルビー根が出るんですから、吟風の奥の深さ、まだまだ進化の真っ最中ですね。覆輪の吟風、オレンジ色に近い黄縞の子を持つ吟風もあり、びっくりでした。この牡丹芸も『suzukana日々』さんの棚で安定した系統になっています。子にもこの芸が確実に引き継がれています。 萌黄縞の薫風からの芽変わりで、株分けされた親株からの1番子です。『自然と野生らん』2010年12月号、8ページに『吟風、そう遠くない未来に・・・・・』の記事の中に(将来、この木姿で金牡丹芸?想像しただけでヨダレもの)と夢物語的な記事が載っていましたが、その時にはもう密かに実現していたんですよね。ほんと凄いことです。


角度を変えて撮影しましたが。この美しさが判って頂けると思います。

この角度からですと紺の筋が真ん中に入っているのがよく判っていただけると思います。

3枚葉の 子のアップです。

まだ小さな子のアップですが、なんとも魅力的に上がってきているではありませんか。

最後に特に凄いと感心しましたのは、全ての富貴蘭が恐ろしいほどたくさんの子付き、株立ちになっていることでした。富貴蘭をこよなく愛し続けた40年の研究と努力の成果だと思いました。聞きましたところ同学年と言うことで、これからお付き合いさせていただくことになり、私の記念すべき1日となりました。



















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